うちの長女は生まれつきなかなか立派なでべそちゃんでした。
気にはなってはいたものの
「まぁそのうち自然とへこんでくもんかなぁ〜」
ぐらいに思っていて、特に自分から病院を受診するようなことはありませんでした。
しかし、1カ月検診の時に、診察をしてくださった小児科の先生に
「○○ちゃん、おへそだいぶ出ているみたいなので気になるようなら治療しますか?」
と言われました。
「あの…これってほっといたら自然にへこまないんですか?」
と聞くと
「絶対にへこむとは言えませんね。
基本的に見た目だけの問題なんで、治療はしなくても特に問題はないですが、女の子ですししてあげたほうがいいかなぁ〜とは思いますが。」
とのことでした。
たしかにへそなんて誰にわざわざ見せるものでもないけれど、将来お友達と温泉に行ったり、海に行ってビキニを着るようなことがあれば目立ってしまうかなぁ〜とかそんなことを思いながら、治療をお願いすることにしました。
そもそも「でべそ」とは?
私もこの時初めて知ったのですが、でべそは正式には
「臍(さい)ヘルニア」といいます。
へその緒が取れた直後の時期に腹圧がかかることで、臍部に腸が飛び出している状態のことをいうそうで、赤ちゃんの約10%くらいに見られると言われています。
でべそは治療すべきなのか
前述したように、でべそだから身体に何か影響があるというわけではなく、基本的には「見た目」の問題だそうです。
放置していて自然とへこむこともあるようですが、100%とは言えないようです。
なので、ほっといても大きな問題が生じるわけではないようなのですが、やはり治療してキレイになるものなら、してあげると良いかなと思います。
そして、治療をするならできるだけ早い時期から始めるのがいいそうです。
その理由なんですが、でべその状態で長い時間経過すると、おへその表面の皮が伸びきってしまうため、その後おへそはへこんでも皮だけがたるんたるんになって残ってしまうからなんだそうです。
(例えばすごく太っていた人がすごくダイエットしたら、皮だけが残ってたるんたるんになったりしますよね。
あんな感じです!)
つまり皮が伸びきってしまう前に治療を始めた方が、キレイに治る可能性が高いということですね。
でべその治療法とは
治療方法はとても単純で、でべそをボタンを押し込むように脱脂綿でグッと抑え込んで上からテープを張るだけです。
こうしてへこんだ状態をおへそに記憶させるんですね~。
治療の仕方としては歯の矯正なんかに似ているでしょうか?
この脱脂綿とテープはお風呂に入る時に張り替えます。
毎晩毎晩「娘のへそよ、へこめ~へこめ~」
と思いを込めて、でべそちゃんを押し込んでいました(笑)
この治療を続けて徐々に徐々にしぼむようにおへそはへこんでいき、1カ月半ほどで無事完全にへこみました。
もちろん3歳を迎えた今もへこんだまま、再び出てきたりはしていません。
さいごに
検診の時お医者さんに治療を勧めていただかなければ、私の
「いつか自然にへこむやろう~」
という安易な考えのもと、娘は今もでべそのままだったかもしれません。
(娘よ、適当な親でごめん…)
早めに治してあげる方が治り方もキレイということなので、もし今
「うちの子でべそかも?」
と心配していらっしゃるママさんがいたら、ぜひ一度病院で相談してみてください!