帝王切開のお役立ちグッズ5選


私は2人の子供を予定帝王切開で出産しました。
(1人目が逆子で、予定日直前まで戻らなかったためです。)

帝王切開はなんと言っても産後が大変!!
お腹を切った痛みに悶え苦しみながらも、慣れない赤ちゃんのお世話もしなければなりません。

そこで、私が産後「これがあってめちゃめちゃ助かった〜!」と思ったグッズについて紹介したいと思います。

目次

お役立ちグッズ5選

搾乳器

出産すると、すぐに赤ちゃんの授乳が始まります。
傷が痛むお腹の上に、約3〜4kgほどの赤ちゃんを乗せての授乳はなかなかの地獄です。
さらに授乳をすることによって後陣痛が起こったりもするので、ますます地獄…!

新生児の赤ちゃんはだいたい3時間おきに授乳が必要なので、1日に約8回ほどこの苦しみを体験することになります。
いやこれ、本当に大変…

なので私は搾乳器を利用して、授乳を休める時は休んでいました。
母乳を搾乳して冷蔵しておけば、24時間は使用可能です。
必要な時に哺乳瓶に入れて温めれば、家族や他の人に授乳を変わってもらうことができます。

赤ちゃんに直接おっぱいを吸わせて授乳の練習をするのも大事なんですが、お母さんの身体を休めて傷を回復させることも必要です。
無理して頑張りすぎず、たまには他の人に任せて寝れる時に寝るのもアリ!

搾乳器には手動のものと電動のものがありますが、私は断然「電動」をおすすめします。
出産してすぐはまだあまりたくさん母乳が出ない方が多いかと思いますが、出にくい母乳を手動で絞り出すのは相当労力が必要です。手も痛くなるし、肩もこります。
手動のものより多少お値段はしますが、その差額分の価値は十分にあるかと思います。

授乳クッション

こちらも授乳を楽にするアイテムとしてオススメします。

授乳するために赤ちゃんを横抱きにするのって、意外と腹筋を使うんですよね。
術後はびっくりするくらい腹筋に力が入らないので、授乳クッションほ必須アイテムと言っても過言ではないかと思います。

赤ちゃんはミルクの吐き戻しが多いので、丸ごと洗えるものが良いですよ〜。

傷跡ケアテープ

1人目を出産後、私は傷口がケロイド状になってしました。
ミミズ腫れのような状態で、ぷくっと盛り上がってしまい、色も紫がかっていてとても目立ちました。
(まあ別に誰に見せる腹でもないのでいいんですが…笑)

しかし2人目を出産する時に看護師さんが
「傷口をキレイに回復させるテープがあるから、次はそれ貼るといいよ〜」
と教えてくださって、せっかくなので貼ってみることにしました。

こちらは透明のシリコン状のテープが2枚入っています。
お風呂上がりなどに傷口に貼り、剥がした後は水洗いをして乾かします。
産後1ヶ月ほど貼り続けるといいそうです。

保険適用外なので自費で購入する必要があり、
「ちょっと高いかな〜」
と思ったんですが、私はこれのお陰で2人目の産後の傷はケロイド状にはならずキレイな状態なので、
「産後の傷跡をできるだけ目立たせたくない」
という方にはおすすめできる商品です。

ペットボトル用 ストローキャップ

帝王切開の傷口は退院するまでの間くらいは歩くのに支障が出る程度には痛みます。
ましてや術後2、3日は立ち上がることはおろか、ベッドから起き上がることも至難の技です。
なので、ベッドの枕元など手の届く場所に飲み物を置いておいても、それを起き上がって飲むことが難しいんです。

痛みで上半身を起こしきれず中途半端な角度でペットボトルの飲み物を直飲みすると、おそらく高確率でこぼれます。
首元びしょ濡れ必至です。

しかし、このストローキャップがあるだけで、その大変さが劇的に変化します!

術後はすぐに飲み物を飲むことができず(手術翌日の朝ぐらいまで)、とても喉が乾くと思うので、飲めるようになったらたくさん飲めるように、ぜひこのストローキャップのご準備をおすすめします。

ちなみにこれは、子供がペットボトルで飲み物を飲むようになった時にも使えるので、入院時だけでなくその後も活躍するアイテムです!

100均でも購入できますが、中にはストローが抜けやすい物もあるので、できれば入院前に使用感を確かめた方がいいかと思います。

延長コード

これは病室のコンセント事情にもよりますが、コンセントがベッドの下の方にあったり、ベッドから遠い位置にあったりすると、挿しに行くのが大変です。

私の場合はベッドのすぐ横にコンセントがあるにはあったんですが、電動ベッドの電源と点滴の電源がすでに挿さっており、スマホの充電を挿すことができなかったんです。

なので、スマホの充電をするには少し離れたコンセントまで歩いていくか、一旦電動ベッドの電源を抜くか、と言った方法を取っており、かなり不便でした。

先ほどご紹介した電動の搾乳機も、電源をコンセントに挿す必要がありますので、ベッドの上で搾乳する際にはスマホの充電をまた抜いたりと、結構色々抜き差しが必要になります。
それ以外にもパソコンやDVDプレーヤーなど、電源必要系のアイテムを多数使われる予定の方は用意しておいた方が快適に過ごせるかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

産後はただでさえ傷が痛み身体がボロボロな状態な上に、慣れない赤ちゃんのお世話もしなければなりません。
こういった便利グッズに頼れるところはどんどん頼って、できるだけお母さんも身体を休めて無理なく過ごしていただけたらなぁと思います!

帝王切開ママの産後育児が少しでも快適なものとなりますように。

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この記事を書いた人

兵庫県出身。2016年に結婚を機に香川県へ移住。田んぼに囲まれた土地でうどんを食べて暮らす。2017年に長女、2019年に次女、そして2022年に長男を出産。好きなものは甘〜いお菓子と星マークのビール。

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